日記
私は幼い頃から、被害妄想気味で発達障害のズレた人間だった。 後ろ指を刺され、隣を通る度に囁かれるコトを恐れ続けた。
膨れ上がる虚栄の不満 理解から遠ざかる本心
憤りと我儘な自我が
根が地中を這い 時として地面に顔を見せるように、溢れてくる。
他人の気持ちが理解出来なかった
それと同じように、私は理解されなかった。
どうしてかわからなかった
どこが違うのかさえ、私には知り得なかったし
唯一理解出来た事と言えば 私は周りとは違い
どうでもいい事にこだわり、不満を積もらせ
他人に不快に思われて煙たがられているという
自覚だけ。 解っていた 俺がおかしい事は 自分にとっての普通というものが
これほどまでにズレて、孤独と共に突き刺さる杭のようで 抜く事はおろか それを異常だと確信出来るほど、普通というモノは甘くない
成長していくたびに 人間を嫌い 憎むようになっていた。 恐ろしい。
どいつもこいつも幸せそうに当たり前を共有する。
自己抑圧と、我儘の繰り返しの苦痛から流れる利己的な本音の血が、不満という根に注がれ
葛藤や被害妄想が成長して 思想や思考、疑心暗鬼が常に頭の中で轟き、霧のように立ちのぼる
独り、独り。独り!放射能汚染のように広がる渇愛と、自己抑圧から産まれた、精神的自傷。
自身を抑圧する度に、心は干ばつ化し 常に理解に飢えていく。
ボロボロになっていく私は、ふと顔を上げた
すると、幸福と普通を享受し 共感し理解し合う 疎ましい人間共が 幸せそうに笑っていた
許せなかった 血が流れる。破壊したくてしょうがない 俺が可笑しい 俺が間違い
この世界の在り方が ルールと理が
憎くて 憎くて しょうがない!
精神的な自傷行為が私をとことん追い詰める!
膨れ上がる不満は、より抑圧から逃げるように
爆発する程の勢いで 疑心と怒りが積もっていく。
許せない! 私は、私と、この理不尽が赦せない!
成長していく 不満が怒りが 本音が 渇愛が
必死に掻きむしる。ずっと睨み続けた。
人間と、私が間違いな存在だというこの理を
恨みながら 必死に、痒くなる飢えた心を
血が溢れ零れても掻きむしる。
垂れ流れる血が また私を膨れ上がせ、不満達が息をするように成長する。
私は他人と話すのが好きだ。
アメリカンでくだらないジョークや、クソみたいな皮肉!酔っ払いとの楽しい会話も好ましい
自分らしく普通を嗜むのが 心の底から好きで
上手く自分を取り繕ってきたお陰で
上手く本音を誤魔化すことで
上手く本性を隠すことで
私は普通を理解できるようになった。
皮肉にも、精神的な苦痛で追い込まれ、汚染区域のようになり果てた渇愛と自我が唯一、他人と痛みによって共感し合い理解し合える道具になった。
上手く人間に取り繕う事ができるほどの知性で
選んだ数少ない人間と交流をして、ようやく
私に友人や愛人が出来た。
そして、私は愛を知り
最愛を殺した。
溜まり続ける憎悪は、私から余裕を奪い
成長した不満は、私に我儘を売る。
欲しかった物は、所有物に値が下がり
愛着や人間らしさはメッキと共に剥がれていく
気に食わない。最愛に向けた我儘は
関係性を徹底的に破壊して、私好みの所有物として作り替えようとする。
棘の生えた本来の自分が、毒を吐いて
関係を汚染する。依存を誘導し、私の痛みを理解させる為だけに。
幸福だった。他人を理解することは私の理想だったので。
長い間苦しんできた痛みが他人に理解してもらえて 痛みを味わってもらえて、私は悦んだ。
たちまち友や愛人に向ける目が
人間から所有物に成り下がっていく。
私の精神はより深く より苛く 膿のように
これが本性なのか 後天的なものなのか
それすらも解らずに。
憧れていた。
幼い子供の頃に 慈愛に欠け、情を捨て
非道をわがままに自分らしく
他人に情けなくエゴイストに振る舞う悪人に
懐疑心に塗れ
痛みと共感し理解に悦を感じ、自己の苦悩を共感させ
友と愛人を所有物として捉え、怒りに身を任せ関係を破壊する。
自分を継ぎ接ぎのように扱い、自己や他者を
壊すことを繰り返す
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ひちみ
π- 2024-03-24 07:15
楽しいことをしたり、自由にふざけたりする事が好きだとしても 生きるには、独りを選ばなくてはならない
必ず自分を捨てなければならない。どんな場面でも
私はそれを選び続けた。生き残るために 効率
効率 効率…
独りを選ぶ事が 人間との 普通との隔たり故に
私にとって最も効率の良い やり方
効率 効率 効率 効率… 効率。
都合のいい誰か 他人に化けている間だけ
分かり合えた気がした。そうして選別を行い
選ばれた者にだけ本性を見せる度に、このやり方が
如何に理解されず、孤独な人間かを指し示した。
臓に杭でも刺さるかのように しつこく疎ましい強迫観念がメンタルに傷をつけていく。
自分らしくない程に、他人と関わりを持ち娯楽として消費するほどに、本性は飢え不満は肥え太る。
逆鱗のウロコのような臓が逆立ち、鳥肌のような心地の悪さで不安を煽る。強迫性は鋭いツメで撫でてくる。
気持ちが悪い。
どこまでもどこまでも、抱えた不満が月に届きそうな
ほどに手を伸ばす。生きているかのように訴えるように
自分を燃やして生きていた。今や半壊してこの街は爛れている。
血が流れるほどに掻きむしり、絶えず薪のように溢れる憎しみが、自分が生きていることを肯定していた。
受けた愛は、全て不満へ流れ落ちていつも穴の空いた
がらんどうだった。
不満だけが全てを吸い、成長してことあるごとに、破壊を用いて自分の都合のいいように支配と欲求を満たそうとする。
憧れを抱く悪性という存在に 自分が近付く程に怠惰で腐り果てた性根が歓喜し 色褪せた遠いの日の思い出と、手に入ることのない普通と幸福に継ぎ接ぎの心から血が流れる。
ひちみ
π- 2024-03-25 03:51
私にはとても得意な事があった
その事柄で出会いを見つけて 私は幸福を味わっていた
だが、それは勘違いで 私が一方的な好意を寄せるだけの一人遊び。 満たされない! 私が得意な物事で
相手と心を寄せられているだけでは! 幸福を受け取る感性から、不満が漏れる!
私は、得意なモノと共に 全て捨てて 新たな旅に出た!
だが、何も見つからなかった。結局戻って来た。
得意な事柄に逃げて
しばらくして
第二の春だ 友を知り愛を知り ようやく ようやく
旅の終着点だと喜んだ。
今度は 自分を知る旅に出た
愛を壊し、友を壊し 今度は 自分を知った
旅 旅 旅 人間 感情 思考 全てに嫌気がさし
私は全てから逃げた。 今は腐り果て、腕の落ちた
過去の栄華に縋り、冒険と友と愛に飢えながら
今も尚寿命を無駄にしながら生きている
私が今日見た夢には、冒険が詰まっていた…
振り返る夢達 果てのない苦悩 痛みだけが残り
問題は未だ成長を続ける。